お知らせ

元気会横浜病院に訪問しました!

PIERの活動の一環として、元気会横浜病院を視察してきました。
今回は「療養型病院」の現場で実際にどのようなケアが行われているのか、その魅力と工夫を体感することができました。

カンファレンスの風景

見学の冒頭に参加したカンファレンスでは、新規入院ケースが共有されていました。転院してくる患者さんの多彩さにもおどろきました。複雑な社会背景や医学的な問題を抱えている患者さんたちが、よりよい生活ができるように転院を受け入れていることがよくわかりました。カンファレンスでは、医学的なアセスメントから、患者さんの背景やナラティブ、そして「この人はどのようにありたいか」というゴールにも議論が及んでいました。

また、療養型病院には安定してやることない状態じゃないと転院できないと思われがちですが、元気会ではできることに制約はあるものの病態の評価を改めて見直し、必要に応じてポリファーマシー(多剤併用)への介入も検討していました。

また、治療だけでなく、生活の質を高めるために、摂食・嚥下への介入やリハビリなどできることを常に考えている姿勢が伝わってきました。

「療養型=終わり」ではない

見学を通じて強く感じたのは、「療養型病院は入ったら終わりではない」ということです。むしろ急性期を脱した患者さんたちの生活を支えるために、多職種が連携し、患者さんの人生を豊かにするケアが展開されていました。

カルテに刻まれる“長期目標”

さらにユニークだったのは、電子カルテのトップページに長期目標が掲示されている点です。「ケアレベル」や「どうありたいか」といった、その人らしい生活の方向性がはっきりと可視化され、チーム全員が共有できる仕組みになっていました。

まとめ

今回の視察を通じて、元気会横浜病院は「患者さんの生活と人生に寄り添う病院」であることを改めて実感しました。PIERとしても、地域のヘルスケアの向上に貢献していくためにこのような療養型病院の存在を世に伝えたり、いろんな地域に増やしていくような活動をつづけていきたいと思います。

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